こんにちは、プラモデルに興味を持ったアラフィフの皆さん!
プラモデルって、大人になった今だからこそ、子供の頃に戻ったかのようなワクワク感が味わえる最高の趣味ですよね。でも、「どんな工具が必要なんだろう?」って戸惑ったりしませんか?
私も最初はみなさんと同じでした。
このガイドでは、《初心者の方がまず揃えるべき工具やツール》を丁寧に紹介していきます。
これさえ読めば、無駄に工具を買いすぎることもなく、プラモデルの世界にすんなり飛び込めますよ!
プラモデル初心者がまず準備するべき基本工具
まずは、基本の工具を揃えるところからスタートです!
ここでは、アラフィフの初心者でも安心して使える必須アイテムを紹介します。
ニッパーは最優先で準備!
プラモデルの世界で最も頼れる相棒、それが【ニッパー】です。
ランナーと呼ばれる枠からパーツを切り離すときに必須で、これがあるとないでは作業のスムーズさが天と地ほど違います。
普通のハサミでも代用できるかも…なんて考えていた自分に、「やっぱり専用工具って凄い!」と心から思わせてくれるアイテムですよ。
- おすすめポイント
プラモデル用のニッパーは、刃が薄くて繊細なカットができるんです。
ニッパーと言ってもいろんな種類があるんですが、プラモデル用っていうのが最初に手に入れるべき一品! - 選び方のヒント
初心者には、片刃ニッパーが特におすすめ。
ちょっと高価で折れやすいので、丁寧に扱う欠点もありますが、その切れ味はバリもほぼなく、圧倒的なキレイさでカットでき、その後の処理も手間が少なく、ストレスなしで作業できます。
カッターナイフで細部を整える
次に用意したいのが【カッターナイフ】ですね。
ニッパーで切った後、パーツに残る小さなバリやゲート跡をキレイに整えるためには、これが欠かせません。精密な作業が必要なときも、このカッターがあれば安心ですよ。
- 使い方の例
細かな部分を削りたいときや、シールなどの切り出しにも役立つ万能選手です。
刃を横に滑らせて、カンナ削りなんて技もできます。 - 選び方のヒント
どこでも替え刃が手軽に入手できるタイプや、刃先が細いものを選ぶとプラモデルでは使い勝手が良くおすすめですよ。
ヤスリで表面を滑らかに
仕上がりの美しさに一役買ってくれるのが【ヤスリ】です。
切り離したパーツを整えて、細かな傷や凹凸をなめらかにするためには、これも揃えておきたいところ。
作業が細かい分、ちょっとした頑張りが仕上がりの差につながるんですよね。
- 使用方法
荒目のヤスリでゲート跡を削って、徐々に細かな目のヤスリで表面をツルツルに仕上げると、オモチャ感が一気になくなり、完成したときの満足感が全然違います! - 選び方のヒント
プラモデル制作では400〜600番あたりの細かい目の耐水サンドペーパーヤスリが、初心者には扱いやすくてオススメです。
ちなみに、数字が小さい方が荒く、大きくなるにつれて細かくなります。
プラモデル作りをより快適にする追加ツール
基本工具が揃ったら、次は作業を快適にしてくれるプラスアイテムをいくつか紹介します。
これらを揃えると、作業効率がグンと上がって、作る楽しさと組み立てやすさが倍増しますよ!
ピンセットで繊細なパーツも簡単に扱う
【ピンセット】は、小さなパーツやデカールを扱うときの救世主です。
指で細かいパーツを扱おうとすると、うまく掴めず落としたり、思うようにならずイライラしちゃいますよね。
でも、ピンセットを使えばそんなストレスともサヨナラ!細やかな作業が正確でスムーズに進みます。
- 使用例
デカールやシールは、指では油脂が付いてしまったり、細かなデカールは摘まむのも大変です。
それがピンセットなら粘着性を落とすことなく、簡単に扱えます。
小さなパーツも、しっかり掴んで固定でき、安定した作業ができますよ。 - おすすめポイント
特に先端が細く長いタイプが、繊細な作業にはピッタリです。
また、先がストレート形状のダイレクト感覚で扱えるものや、他のパーツを避けながらも作業できる、つる首という先の曲がったタイプもあり、使う状況に合わせてチョイスするのもおすすめです。
接着剤で強度を上げる
今どきのプラモデルは接着剤なしでも作れるものが多いですが、やっぱり【接着剤】を使ってしっかり固定すると強度も上がって安心です。
自分が作ったプラモデルのパーツがポロっと取れたら、結構ショックですからね…
- 選び方のヒント
初めての方には液状のプラスチック用接着剤が使いやすくておすすめです。
他に瞬間接着剤もありますが、接着時間がタイトなので、乾燥時間に余裕があるプラモデル用接着剤の方が安心ですよ。 - 使用方法
プラモデル用接着剤の場合、パーツ同士のくっつける部分に薄く塗って、少し時間をおいてからパーツ同士を合わせるのが基本的な使い方です。
こうすることで、最大接着力を発揮させることができます。
デザインナイフで精密なカット
【デザインナイフ】はカッターナイフよりもっと繊細な作業をするためのツールです。
作るキットによっては、とても小さなパーツが入っている場合もあります。
そんな小さなパーツや細かなシールをきれいに切り抜くときに大活躍しますよ。
- 使用例
カッターと違い、デザインナイフは刃が固定されているので、刃先にガタがありません。
その特徴を生かして、極小デカールやシールの切り出し、細かなパーツ成形をしたいときにはこれが一番ですね。 - 選び方のヒント
デザインナイフも種類はいくつかありますが、握りやすく、簡単に刃が交換できるもの、替刃の入手が容易な物を選べば、相当長く使えますよ。
作業環境を整えるために必要な道具
プラモデル作りをもっと快適にするには、作業環境も重要です。
ここでは、作業をスムーズに進めるための便利グッズを紹介します!
効率アップのみならず、安心にも繋がりますよ。
作業用マットで机を保護
【作業用マット】は、机を傷つけないために必須です。
プラモデル専用の机ならまだいいですが、ダイニングテーブルでマットも敷かずに刃物を使ったら…想像しただけでも恐ろしい、家族の顔が思い浮かびます。
また、刃先自体の保護にもなって、長持ちしますし、何よりカッター作業に安心して没頭できますよ。
転ばぬ先の杖ってやつです。
- おすすめの理由
机の保護がいちばんですが、他の効果として、パーツが滑りにくいので安定した作業ができること、押し切りができるので、細かい作業も集中してできるし、切りクズの片付けも楽になりますね。 - 選び方のヒント
まずは、どのくらいの机サイズか?何を作るか?を考慮して選んでみてください。
100均でも売ってるB5サイズから大きい物はA1なんてのもありますから、お値段と相談ってのもアリですかね。
少し続けてみようかな?という方なら、A3がおすすめです。
明るいライトで細かい作業もはかどる
特にアラフィフ世代には【明るいライト】が欠かせません!
細かいパーツを扱う作業では、照明の質が作業のしやすさに直結します。
いわゆるスタンドライトは、どこでも売ってますし、ピンキリですよね。
そんな中でも、プラモデルのような作業をするのに適したものを使うと、目も疲れにくくなって、楽に作業を続けられます。
- 使用メリット
屋内なら、夜のみならず昼間でも集中して作業ができるようになるので、ライトの明るさって本当に大事です。
手元が明るければ、しっかり確認して工作できますし、怪我のリスクも抑えることができます。 - 選び方のヒント
近年はLEDライトが主流ですが、特に気にしたいポイントが、適度な明るさと目に優しいことですね。ライトはただ明るければいい訳ではありません。明る過ぎは目に負担をかけ、疲れやすくなります。
アラフィフ世代になると、目の衰えも感じるようになることが多いので、そこは重要なポイントとなりますよ。
細かく言えばいろいろあるのですが、大きな選択肢としては明るさが1,000~1,200ルクスで、自然光に近い80~90Raという数値のもの、影が出来づらい多重影対策してあるスタンドライトが便利です。
パーツトレイで整理整頓
【パーツトレイ】があると、小さなパーツを失くしてしまう心配が減ります。
パーツを失くしてしまうと、それだけでモチベーション下がっちゃいますよね…そもそも完成しなくなってしまいますし。
これがあるだけで、そんな作業中のストレスがかなり軽減されますよ。
- おすすめの理由
細かいパーツを整理しておくと、探す手間がなくなるので作業効率もアップです。
広い机の上にバラバラと置いて探すより、トレイの中を探す方が圧倒的に楽ですもんね。
プラモデル制作において、整理整頓しながら作るのが、ノンストレスで効率よく作るコツなんですよ。 - 選び方のヒント
ランナーからの切り出しや、パーツ成形中なら1枚皿のようなトレイが便利。
組み立てに入る前には、仕切りがたくさんあって、パーツごとに分けられるものが探しやすくて便利です。
まとめ
アラフィフのプラモデル初心者の皆さん、どうでしたか?
今回紹介した基本工具や追加ツールを揃えておけば、プラモデル作りがぐんと楽しくなるはずです!
でも、何も最初から全部揃えなくても大丈夫。
少しずつ自分のペースで道具を増やしていけば、きっとあなたのプラモデルライフはもっと作りやすく、楽しいものになりますよ。
さあ!準備が整ったら、プラモデルの世界へ足を踏み入れましょう!
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