プラモデル作りって、実は初心者でも意外とハマれる趣味なんですよね。
特にアラフィフ世代にはピッタリ!
というのも、細かいパーツを組み立てる作業って、ちょっとした頭の体操になるし、なんだか心がホッとするんです。
昔、子ども時代にプラモデルで遊んでた方にとっては、あの頃の懐かしいワクワク感が蘇るかも。
この記事では、そんなアラフィフの皆さんに向けて、初めてでも安心して楽しめるよう、簡単なプラモデル作りを5つのステップに分けて詳しくご紹介します!
ステップ1:プラモデルの選び方
プラモデルを始めるなら、兎にも角にもプラモデル(キット)が必要ですよね。
今のプラモデルは、昔のものよりかなり精度も高く、簡単で、様々な種類のものが販売されています。
たくさんあるプラモデルの中から、最初のひとつをどう選ぶか…
そんなお悩みにお答えします。
初心者向けのシンプルなプラモデルを選ぶ
初めてプラモデルを作るときは、難しそうなものに手を出さず、まずはパーツが少なくて簡単なものから始めるのがベスト!
「あれ?なんか難しいな…」なんて焦ることも少なくて済みますしね。
中でも、「スナップフィット」タイプのプラモデルは接着剤いらずでパチッとはめ込むだけだから、失敗の心配がグッと減ります。これ、めっちゃ助かるんですよね(笑)
特に、ガンプラの「エントリーグレード」は初心者の強い味方!
組み立てやすくて、気づいたら完成してて、尚且つ完成度高くて、「おお、すごいのできた!」ってちょっと感動するはずですよ。
興味のあるジャンルを選ぶ
プラモデルって、本当にいろんなジャンルがあるんですよね!
自動車に飛行機、キャラクターものまで、まさに選び放題。
昔ハマったアニメのキャラクターだったり、大好きな映画に出てきた戦車だったり…ちょっと懐かしい気持ちに浸りながら作れるのもいいところです。そんなノスタルジックな体験もプラモデルの醍醐味。
自分の“推し”を形にする感じで、作ってる最中からすでに楽しくなっちゃうこと間違いなし!
だから、まずは自分の好きなジャンルからスタートしてみるのがオススメです。きっと「あの頃の熱がまた戻ってきた!」って思える瞬間があるはず!
スケールの選び方
プラモデルには[1/72]や[1/144]などのいろんなスケールがあるんですけど、最初に作る候補として、ガンプラなら、[1/144]、飛行機なら[1/72]、車なら[1/24]、戦車なら[1/48]あたりから始めるのがいいです!
このサイズなら、パーツはちょっと小さめですが、完成品はちょうど手に収まるくらいの大きさだし、パーツ数も少なめでサクッと作れちゃいます。
作り始めたばかりの頃って、完成するまでの時間が長いとちょっと挫けそうになることもあるけど、このスケールなら短時間で「あっ、できた!」っていう達成感が味わえるのがうれしいポイント。
まずはこれで気楽に楽しんで、どんどん腕を上げていきましょう!
ステップ2:必要な道具の準備
作るキットが決まったら、制作に必要な道具を準備します。
キットによって揃える道具も変わってきますが、基本的な道具は共通です。
ポイントはプラモデル専用品を選ぶこと。
そうすれば間違いはありません。
では、それぞれ道具ごとにくわしく解説しますね。
基本的な道具セットを揃える
プラモデル作りを始めるときに必要なのは、まずは基本の道具ですよね。
揃えるべきアイテムは、ニッパー、デザインナイフ、ピンセット、ヤスリの4つ。これさえあれば、準備はバッチリ!
ありがたいことに、初心者向けのスタートセットみたいなのがよくヤスリもいいから便利なんですよ。
特にニッパーは超重要アイテム!
パーツをランナー(枠)からパチンと切り離すときに使うんですが、この瞬間が地味に気持ちいいんですよね〜
プチッと切れる感じがクセになる、なんて人もいるくらい!
それくらいプラモデルにはマストなツールですので、爪切りで代用とかはしないでくださいね。
接着剤や塗料の準備
プラモデルって奥が深くて、種類によっては接着剤や塗料が必要なものもあるんです。
最初のうちは、やっぱり「スナップフィット」タイプが安心。
はめ込むだけでサクサク組み立てられるので、余計な手間もなく、まずは楽しむことが一番!
ところが、少し慣れてくると、やっぱりちょっと手を加えたくなってくるものです(笑)
そんなときは、思い切って水性塗料に挑戦するのもアリ。
ちょっと塗るだけでもグッとリアルさが増すし、「自分だけの作品だ!」っていう満足感が味わえますよ。
接着剤はキットによっては、なくてはならない場合もありますので、しっかり確認して購入しましょう。
安全に作業するための工夫
プラモデル作りは、まず作業スペースをしっかり整えることが大事!
机やテーブルにカッティングマットを敷いておくと、パーツが滑ったり傷ついたりする心配が減るので、かなり安心感があります。
それに、マットがあるだけでちょっと「職人感」も増してテンション上がりますよね(笑)
ただ、ニッパーやデザインナイフを使うときは要注意!集中していないと、うっかり指を切っちゃうことも…
特に細かいパーツを切り離すときは、ついつい力が入っちゃうけど、慌てずゆっくり切るのがポイント。作業中はつい夢中になるけど、手元に意識を集中して、常に【安全第一】を心がけましょう。
ステップ3:パーツの切り出しと下準備
道具も揃ったところで、早速制作スタートです。
とはいえ、初めてだと「何からやるの?」となりますよね。
ここでは一般的なプラモデルの作り方ということで、確実に作る手順をご紹介します。
ニッパーでパーツを丁寧に切り出す
プラモデルのパーツって、最初はランナーっていう枠にくっついているんですよ。
このランナーからパーツを切り離すときに大活躍するのがニッパー。
でも、ここで気をつけたい事があります。
それは、【いきなり根元ギリギリを切ろうとしないこと!】
「よし、ここだ!」とギリギリをカットすると、あっさりパーツが割れたり欠けたり…なんて悲劇が起きることもあります。
なので、まずは少し余裕を持たせて、パーツから離れた位置でざっくり切るのがコツ。
そこから、パーツからちょっと離れた部分で再度切ればOK。(二度切りといいます)
ヤスリでバリを取り除く
パーツを切り出した後に出てくる“バリ”っていう小さな突起、これが意外と厄介なんですよね。
でも、このバリ取りが仕上がりを左右する大事な作業!
デザインナイフやヤスリを使って丁寧に削り取ると、見た目も滑らかになるし、パーツ同士の噛み合わせもピッタリ合うようになります。
このやすりがけの時間、最初は地味かなって思うかもしれないけど、気持ちが集中できて、ちょっとした瞑想みたいな効果があるんですよ(笑)「ここをもう少し削れば、さらにいい感じにハマるかも…」なんて思いながらやってると、だんだん夢中になってきます。
ていねいに仕上げるほど完成度が増すので、この“ひと手間”が意外と楽しくなってきますよ!
パーツの仮組みでフィット感を確認
プラモデルを組み立てる前にやっておきたいのが【仮組み】です。
これは言わば、[組み立てのリハーサル]みたいなもので、本組みをスムーズにするための大事なステップなんですよ。
やり方は、説明書を見ながらパーツを軽くはめてみて、ちゃんと噛み合うかどうかやパーツが間違っていないかをチェックしていきます。
この時スナップキットの場合は、注意があります。普通に組み合わせてしますと、外れなくなってしまうので、浅くはめ込むようにしたほうがいいですね。
最初はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、実際やってみると、「あ、ここはこうなってるのか!」っていう発見があったりして、その後安心して組み込めます。
それに、本組みのときに「あれ?これ入らないじゃん…」ってなるのを防げるので、結果的に完成までの時間短縮にもつながります。
ステップ4:組み立ての手順
続いて、本組みをしていきます。
失敗して後悔しないようにするには、しっかり手順通りに組み立てていくこと。
それでは、どのように進めていけばいいのかを解説しますね。
説明書を読みながら進める
プラモデルには必ず詳しい説明書がついてるんですが、これが本当に心強いんです!
説明書を最初にざっと目を通しておくと、「なるほど、こういう流れで作っていくんだな」って全体像がつかめます。
これだけで、組み立て中の“迷子”になりにくくなるんですよ。
特に、各パーツの位置や向きはしっかり確認しながら進めるのがポイント!
必要ならば、ペンで要点をメモしておくのもいいですね。
「あれ、逆じゃん…」ってあとからやり直すのは、意外と手間がかかるので、最初にしっかり確認しておくと安心です。
説明書に忠実に進めるとスムーズに作業が進み、完成が近づくたびにワクワク感が増していきますよ!
正確にパーツを接続する
パーツを組み立てるとき、説明書通りにやるのが本当に大事。
「これくらい適当でいいかな?」って思って進めると、あとで「あれ、ハマらない…」なんてことに。
特にスナップフィットの場合は、パーツ同士をカチッとしっかり押し込むのがポイント!
今どきのキットは、正確に組めば無理なくハマるし、気持ちいいくらいピタッと決まります。
あまりにキツイ場合は、何かが間違っていることもあるので、よく確認してくださいね。
もし接着剤を使う場合は、焦らずに少量ずつパーツの接触面に塗るのがコツ。
多めに塗っちゃうと、はみ出てベタベタになっちゃうことがあるんです。
少しずつていねいに塗ると、仕上がりがキレイになって、完成品を見るたびにニヤニヤしちゃいますよ。
完成形をイメージしながら作業する
プラモデルを組み立てているとき、やっぱり完成形をイメージしながら作ると楽しいんですよね!
なんというか、目の前で少しずつ[自分の作品]が形になっていく感じがたまりません。各パーツの向きや位置を意識しながら進めることで、リアルさが増していくんです。
「ここをこう向けたら、もっとかっこいいかも!」とか、「ここの角度はこうした方が自然かな?」なんて、細かい調整ができるのもプラモデルの醍醐味。
細部にこだわるほど完成したときの満足感がアップするし、「おお、これは自分が作ったんだ!」ってちょっと誇らしい気分になれる瞬間が待ってますよ!
ステップ5:仕上げと保管方法
ここまで慎重に作ってきたプラモデル。
しっかり最後の仕上げをして、最高の完成品にする方法を目指しますよ。
そして、完成後のアガル保管方法も解説しますね。
デカール貼りで見た目を向上
プラモデル作りの【最後の一手】と言えるのが、デカール(シール)貼り。
この作業をすると、仕上がりのリアルさがグッとアップして、「おお、これで本物っぽくなった!」って感動します。
デカールって、意外と細かいパーツを貼ることが多いんですけど、それがまた楽しいんですよね。
多くのデカールは水に浸してから使う【水転写デカール】なので、まずはちょっと水に浸して糊をふやかし、ピンセットで慎重に貼り付けていきます。
位置をピッタリ合わせるのが結構難しくて、最初は手こずるかもしれないので、「ここだ!」って決める瞬間は少しドキドキ。でも、ていねいに調整してベストな位置に収まると、「やったー!」っていう達成感があります。
デカールが上手く貼れたら、作品全体の完成度が一段とアップして、眺めるのがさらに楽しくなりますよ。
塗装で個性をプラス
塗装はプラモデルの魅力をグッと引き立てる工程です。
塗装をプラスすることで、自分だけの【オリジナリティ】をプラスすることができるんですよね。
最近は簡単に塗装できるアイテムも多くなりましたが、初めてならペイントマーカーや水性塗料で筆塗りから始めるのがオススメ。
ワンポイント塗るだけでも、作品がぐっと引き締まった感じになるから、結構ワクワクします。
慣れてきたら、ぜひスプレー塗装にも挑戦してみてください。全体を均一に塗れるので、仕上がりが一気にプロっぽく見えるんです。
それに、ウェザリング(汚し)塗装なんかで、使い込まれた感じや古びた雰囲気を出すと、リアルさが倍増!「この部分は泥っぽい汚れがつくよな…」なんて考えながら手を加えると、まるで芸術作品を仕上げている気分に浸れますよ。
完成後の保管方法
完成したプラモデル、やっぱり大事に保管したいですよね。
せっかく時間をかけて作ったからこそ、ホコリや直射日光から守ってあげることが大切。日光にさらされると色が褪せたり、ホコリがたまるとせっかくの作品が台無しになっちゃいますからね。
しかも、付いたホコリはなかなか取れず、きれいにするのは困難です。
一番いいのは、やっぱりコレクションケースや飾り棚に飾ること!
そうすると、ホコリもかなり抑えられるし、背面ミラーがあれば全身を見ることもできて、「自分のコレクションだ!」っていう誇らしさを感じることができます。
とはいえ、定期的に軽く掃除してあげるのも忘れずに!
ホコリを優しく拭き取ってあげるだけでも、ずっと美しい状態が保てますよ。
まとめ
アラフィフ世代のプラモデル初心者でも、道具さえ揃えて基本の手順を守れば、しっかり楽しんで作ることができますよ!
今回紹介した5つのステップを参考に、まずはシンプルなモデルから始めてみることをおすすめします。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、ひとつひとつ完成していくたびに、「お、やればできるじゃん!」っていう達成感が味わえるはず。
そして、少しずつスキルが上がってきたら、次は自分だけの【オリジナル】に挑戦してみるのもアリです。
塗装にこだわったり、ディテールを追加したりすることで、より愛着が湧く一品ができるはず!
ぜひ、自分のペースでプラモデルの世界を楽しんでみてくださいね。
コメント